建物を作る上で最も重要な、基盤となる作業が「鉄骨建方」です。
鉄骨建方とは、柱を立て、梁を繋ぎ建物の骨組みを作っていく作業です。
建物の基礎部分を構築する鉄骨工事は、
その施工品質が建物全体の安全性や耐久性に大きく影響します。

鉄骨建方は非常に難易度の高い工程であり、
建設の規模が大きくなるにつれて重要度も高くなるため、
職人の腕と経験が問われる作業となります。

弊社では、作業を行いながらも、安全面を最優先に考えて、
丁寧かつ確実な作業を心がけております。

ボルトの本締めとは、建方で組み上げられた鉄骨同士を、水平・垂直方向を整えながら固定する工程を「ボルト本締め」と言います。
ボルトは一度に強く締めこむと、鉄骨同士の接合部分に遊びが無くなり、
まだ締めていない箇所の接合部分にずれや歪みが生じる場合があるため、「一次締め」「本締め（二次締め）」と呼ばれる作業工程に分けています。本締の際はボルトを締め付けるトルク値を、しっかりと規定の値にしておかなければなりません。

規定よりも小さい、または大きいトルク値で締め付けを行ってしまうと、接合が不十分になったり、ボルトが破損してしまう恐れがあります。

本締作業の正確さが鉄骨の強度を左右するため、建物の安全性を高めるためにも建設工程において重要な作業になります。その後、ボルトのさび止めとして、タッチアップを行います。鉄骨の強度を高め、完成した建物が長く安全性を保てるよう、弊社の職人が確実な工事を行います。

デッキ張りの工事は、組み上がった骨組みの状態の鉄骨に
床や屋根となるデッキを設置していく作業です。

デッキ張りの工程は隙間を作らないように注意しながらも、
高所での作業になるため自身の安全にも気をつけなければならないため、
熟練の技術が必要になります。

当社では、今まで培った経験と知識により、
寸分の狂い・隙間なくデッキを敷き込むことが可能です。

鍛冶工事とは、鉄骨の加工や部品加工などを行う仕事になります。
鉄骨は搬入された時点で正確な加工はされていないため、
現場で設計図をもとに、加工をしないといけません。

高所における作業を伴うケースも多いため
一定のリスクもありますが、鉄骨工事に必要不可欠な作業です。
鍛冶工事では溶接によって鉄骨やボルトを固定して緩みをなくしていきます。
それによって、建物の耐久性・耐震性を高めることができます。
建物の基礎となる鉄骨を加工するため、わずかな狂いもない正確な作業が必要になります。

建築物の耐震強度が特に重要視されている昨今、
お客様の安全を守るための耐震補強が急務となっております。

耐震設計をクリアする信頼の鉄骨で
建築物の耐震補強工事を行っております。

鋼構造建築物の屋台骨となる鉄骨は
鉄だからこそ柔軟に構造物の目的を阻害せず、安心安全を守ります。

耐震補強工事のことならお任せください。